税務コラム

個人でも税理士を雇っても良いのか




税務に関するご依頼は、熊本で圧倒的実績を誇る税理士法人新日本にお任せください。

事前予約があれば、営業時間外や土日祝でも対応いたしますので、平日にお時間がない方もお気軽にご相談下さい。

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最近は青色申告でも簡単にできるような会計ソフトが出てきています。これらのソフトのおかげで確定申告は以前と比較して簡単となりました。

ただし、そうはいっても会計ソフトはあくまでもただのツールです。

最終的に申告内容が合っているかどうかの判断は、知識と経験がものを言います。

また、経費計上や控除制度の活用なども申告者の判断を必要とするため、知識不足によって結果的に高い税金を払う可能性も多くあります。

そのため、現代であっても、税関連の業務に税理士は欠かせません。

また、個人の場合、法人ほど税務は複雑ではないものの、業務に支障が出てくるのであれば税理士を雇うべきです。

もちろん報酬はかかってしまいますが、正しい申告ができることの他にも顧問税理士がいることで得られるメリットも多いからです



個人でもこんな方は税理士を雇いましょう



(1)時間が取れないほど忙しい


税務作業は複雑ですが、やり方は国税庁のページなどで公開されています。なので、時間をかけて丁寧にやればご自身でもできないことはありません。

正確な複式帳簿の作成が必要な青色申告も、独学でやられる方もいます。

ただし、普段から業務で忙しくて、税務に時間が取れない場合は税理士に任せてしまうのも良いでしょう。

時間が取れない場合は、申告内容を間違ってしまう可能性も大いにあるので、危険です。申告を違えると、加算税や延滞税などの追徴課税をされてしまいます。

税理士に依頼することで、それらのリスクを無くすことができます。

そういった点では、時間は取れるけど、税務に自信がない方も税理士を頼ってください。正確な申告をしておけば、追徴の心配もありませんし、税務調査に入られて困ることもありません。


(2)売上が高い


売り上げが大きくなってくると、個人事業主でも売上が少ない場合に比べて税務調査に入られる可能性は高くなります。

売上が1,000万円を超えた場合は、消費税も納める必要が出てくるため、その財務処理も兼ねて、顧問税理士を雇った方が良いでしょう。

なお、売上が1,000万円を超える場合は、所得税がかなり高額になるので、法人化を検討すべきです。法人化すれば経費計上の幅も増えて、節税になるケースも多いからです。

ただし、法人化によって税金の種類が変わったり、経費にできるものの種類が増えたりとまた新しい知識が必要になります。よって、税理士に相談する方が円滑に手続きを進められるでしょう。



税理士費用をできるだけ抑えたい方へ



税理士を雇う時に考えるのが費用の問題。

税理士は、顧問契約をすると月毎に報酬がかかります。月額3万でも年間で36万円になるので、事業が軌道に乗っていない状態だとなかなかの負担になります。

そんな場合は、ある程度依頼を絞って費用を抑えましょう。


(1)確定申告の時のみ依頼


個人で一番時間が取られるのが確定申告の時です。

税理士への依頼をこの確定申告のみに抑えておけば、費用は安くなります。

青色申告をするなら、特別控除の65万円が得られるので、依頼料を相殺できるでしょう。

ただし、スポット契約では利用できる税理士も少なくなります。(顧問契約しか受け付けていない事務所もあります。)


(2)データ入力は自分で行う


顧問税理士の報酬を少なくする方法として、税務の一部を「できるだけ自分でやる」ことがあります。

例えば、データの入力を自分でして、最終的に合っているか、間違っている部分はどこかの指示のみを税理士に託して、修正も自分でやれば報酬は軽減できます。

事務所によっては会計ソフトのサポートサービスを行なっている場合もあります。

初回は無料相談の事務所も多いので、自身に合ったサポートプランを提案してもらうのも良いでしょう。





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