税務コラム

コロナ禍で問われる顧問税理士のあり方


税理士バッジ

税務に関するご依頼は、熊本で圧倒的実績を誇る税理士法人新日本にお任せください。

事前予約があれば、営業時間外や土日祝でも対応いたしますので、平日にお時間がない方もお気軽にご相談下さい。

★ご予約は[こちら]から
 

昨年から続く新型コロナウイルス感染症は日本経済に大きなダメージを与えました。売り上げを大きく落とし、経営難に陥る企業も増えています。

そんな世の中で、顧問税理士のあり方も問われています。

医者が治療方法や治療の順番を誤れば患者は亡くなってしまうように、税理士もこのコロナ禍でどう立ち回るか、顧問先を助けるために状況を正確に把握して、経営の問題点や資金繰りに関するアドバイスをしなくてはなりません。

顧問税理士は企業にとって身近な士業であり、経営のパートナーです。よって、この危機を共に乗り越えてこそ、永続的な付き合いができるでしょう。



顧問税理士の重要さ



様々な決断責任や采配責任が集中するので、経営者様の心身的な負荷は半端なものではありません。加えて、経営が苦しい時期が続けば、どんどん辛くなっていくでしょう。

顧問税理士は、経営に深く関わるパートナーとして、経営者様の痛みを和らげる存在です。常に事業の数字と向き合っている立場から、現状の利益に対して何が良くて何が問題となっているか、様々な問題提起をして、それらを解決していくのも顧問税理士の重要な役割です

将来的にAIによって税理士はなくなるとも言われていますが、AIは過去のデータ解析は得意でも、将来を見据えた提言はできません。データを基に経営者様に提言できるのは、顧問税理士だけです



今一度見直すべき顧問税理士



顧問先が苦しい中、それに寄り添わない税理士事務所は契約を見直した方が良いでしょう。

例えば、「意思疎通ができない」、「レスポンスが遅い」などは問題ありです

意思疎通ができていなかったり、返信が遅いというようなことでは経営パートナーとは言えませんし、経営者様を一人で戦わせるようなものです。

前述のようにコロナ禍では多くの経営者様は苦しい状況にあります。パートナーからの意見をもとに、経営判断をしていく方が良い方向に進みやすいのは言うまでもないでしょう。経営判断にはタイムリーさも求められるので、回答が遅いのも大きなマイナス要素です。

また、当たり前の提案しかしない税理士も問題です

契約内容にもよりますが、税理士の仕事は確定申告や決算といった税務処理だけではありません。安価な経理ソフトやクラウドサービスが出てくる中で、顧問税理士が担う大切な役割として、様々な提案ができるという部分があります。

当たり前の提案は誰だってできるので、顧問契約の意味は薄れてしまいます。

事業相談をした時に目線の違ったアイデアを返してくれる、そんな税理士がいてこそ、事業の維持や発展に繋がっていくでしょう。



まとめ



コロナ禍によって、良い税理士や悪い税理士が浮き彫りになってきたかと思われます。

現在契約している事務所が自分の求めている税理士なのか、経営難を一緒に乗り切ってくれる経営パートナーなのかどうか、今一度見直すべき時期でもあります。

収束化の気配はまだ見えませんが、将来の事業のためにも、より信頼できる税理士と顧問契約を結ぶべきでしょう。





会社の税務処理や節税のアドバイスなど、税務のことなら熊本市中央区に拠点を構える税理士法人新日本までご依頼ください。三年で200社と顧問契約をした実績があり、多様なノウハウと経験を活かしてサポートいたします。創業期で苦しい方には特別料金での支援もしております。

熊本市を中心に、熊本県全域に対応していますので是非ご相談ください。 初回相談は無料です。