税務コラム

税務調査の流れについて



税務調査

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前回のコラムでは、税務調査の概要についてご紹介いたしました。



本コラムでは、税務調査がどういった流れで行われるかについて解説いたします。



多くは調査前に連絡が入る



一般の税務調査の場合、基本的に調査官が突然やってくることはありません。必ず事前連絡があり、調査日の調整が行われます。(顧問税理士がいる場合は、税務署から税理士に連絡が入ります。)

一部のケースでは事前連絡なしの抜き打ち調査が行われますが、これは事前通知によって証拠隠滅を図られる可能性が高い場合や調査遂行に支障がある場合に限られます。

具体的には主に現金商売を行っている等、売上洩れが起こりやすいケースです。

抜き打ち調査自体は全体の5%ぐらいで、非常に稀です。



調査の流れ



当日は企業に調査官が直接訪問して調査が行われます(実地調査)。

調査期間は短くて1日長くて3日以上になります。期間中に過去3期分程度の帳簿などが調べられ、調査官からの質問に答えながら調査が進められていきます。

最終的に過去の申告内容に指摘事項がなければ、調査は終了(申告是認)ですが、指摘事項の報告を受けた場合は、「修正申告書」を提出しなければなりません。同時に、過少申告加算税や延滞税等のペナルティを支払う必要もあります

もし、指摘事項に納得がいかない場合は、税務署と協議もできますが、認められないと税務署が強制的に不足額を決定する「更生」処分を受けます。

更生の決定にも納得がいかない場合は、異議を申し立てて国税不服審判所に裁決を委ねたり、さらに訴訟を提起して争います。



税務調査は税理士と乗り切るのがお勧め



税務調査には専門の税理士のサポートを受ける方が良いでしょう。

税務調査は経験する機会が少ないので、不安に感じる方が大半ですが、顧問税理士がいれば、精神的に大分楽になるからです。

急に税務署員がやってきても、担当税理士の到着を待てば良いのです。

(顧問税理士がいない場合には、スポット対応してくれる税理士を探して依頼する方法もあります。)

税のプロである税務署とやり合うには、やはり専門家の力を借りるのが理に適っています。税務署のペースにはめられて、払わなくてもいい税金を払うことも避けられます。



まとめ



税務調査の流れについて説明いたしました。

税務調査については、対策に詳しい専門の税理士に頼るのがベストです。過去の税務調査経験を踏まえてうまく対応してくれるはずです。

顧問税理士とうまく連携して、税務調査を乗りきりましょう。





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